ガンビア元指導者ヤヒヤ・ジャメ氏亡命

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ジャメ氏は12月の選挙で敗北した後、西アフリカ諸国からの圧力を受けて大統領の職を辞任した。これで彼の22年間の統治は終わる。

ガンビアの元指導者ヤヒヤ・ジャメ氏は、赤道ギニアに亡命する飛行機に乗り込み、涙を流す支持者たちに手を振って別れを告げた。

「もちろん、愛する人を失って泣かなければならない、だから悲しいのです。しかし、私は彼が流血なしでこの国に来て、また流血なしで去ったことをうれしく思います。私たちが感謝すべきことはそれだけだと思います」と別れの空港で兵士の一人は語った。

ジャメ氏は、12月の選挙でのアダマ・バロー氏への敗北を受け入れるよう西アフリカ諸国からの圧力を受けて辞任した。これにより、多くの人が冷酷な独裁政権とみなした彼の22年間にわたる同国の統治に終止符が打たれた。同氏は1994年のクーデターで政権を掌握したが、同氏の政府は反対派を拷問し殺害した疑いで告発されている。

元ガンビア指導者ヤヒヤ・ジャメ氏の退任を聞き、バンジュールの街頭で祝う人々pic.twitter.com/gl0u8HIgkX

— AFP通信社(@AFP)2017 年 1 月 21 日

同氏の退任により、セネガルとナイジェリアの軍隊が入国した際に緊迫したにらみ合いが続いていた数週間の緊張が終わり、木曜日にガンビアの指導者に就任したバロー氏がセネガルから帰国する道が開かれることになる。

同氏はジャメ政権時代の人権侵害を調査する真実和解委員会を設置すると誓った。

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