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キンシャサでの衝突で20人以上の民間人が死亡したようだと国連が「かなり確かな情報」として報告した。
キンシャサでの衝突で20人以上の民間人が死亡したようだと国連が「かなり確かな情報」として報告した。
治安部隊は、ジョセフ・カビラ大統領の辞任を求めてコンゴ民主共和国の首都に集まったデモ参加者数名を射殺した。
同国の国連人権局長ホセ・マリア・アラナズ氏は記者団に対し、「死亡問題に関しては、状況は悪いように見える」と語った。私たちは最大20人の民間人が殺害されたという申し立てを検討しているが、それ(情報)はかなり確かなものだ」
カビラ氏の任期は月曜から火曜(12月19日から20日)にかけて一晩で終了するはずであり、憲法には同氏が3期目の就任を目指すことは認められていないと規定されている。
主要野党指導者のエティエンヌ・チセケディ氏はソーシャルメディアに動画を投稿し、後継者を決める選挙を実施していない指導者に平和的に抵抗するよう人々に呼び掛けた。
「私はコンゴ国民に対し、ジョセフ・カビラの違法かつ不当な権威を認めず、(彼の)クーデターに平和的に抵抗するよう厳粛に訴えます」と同氏は述べた。
しかし、AFP通信によると、国内ではソーシャルメディアへのアクセスが制限されており、地元住民はビデオを見ることができなかったという。
15年間権力を握ってきたカビラ氏は、最近その統治期間を2018年まで延長した。彼は父親のローラン・カビラ氏が暗殺された後、2001年に初めてこの国を統治した。
選挙管理委員会は、物流と財政上の問題を理由に、2016年11月に予定されていた投票を中止した。カビラ氏はその後、2年後の投票が行われるまで国を率いる74人からなる暫定政府を樹立した。
全国各地での抗議活動で多数の人が逮捕されたと伝えられている。
コンゴ民主共和国第2の都市ルブンバシでも銃声が聞こえたが、銃撃の犯人については詳細が分かっていない。