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パリ市警察は木曜日、フランスの首都で開催されるユーロ2016サッカーの試合中にファンゾーンを守るため、パリ治安部隊に増援が入ると発表した。
警察署長のミシェル・カドット氏の事務所は、カドー氏が市内と近郊のスタジアムで行われる試合中はエッフェル塔のファンゾーンを閉鎖するよう勧告したとル・ポイント誌が報じたことを受け、声明を発表した。
11月13日に過激派がパリ全土のカフェやスタッド・ド・フランス国立競技場、音楽ホールなどを襲撃し130人を殺害した後、依然として非常事態が続いているフランスでは、6月10日から7月10日までの1か月間、チャンピオンシップが開催される。
フランス全土の10のスタジアムで行われる24チームによるサッカー51試合には、約250万人の観衆が見込まれる。
また、エッフェル塔など都市の巨大テレビ画面で試合を観戦する群衆のためのファンゾーンも設けられ、試合当日には最大10万人が集まることが予想される。
安全保障の専門家や警察関係者らは、資源不足のためこれらの地域を守ることが最大の課題になると述べている。ファンゾーンやスタジアムの確保を求める首都警察への圧力を認識し、治安委員会は「これらすべての現場で最適なレベルの警備を確保するために、警察署長が利用できるリソースを直ちに強化した」とカドットの事務所は述べた。 。
警察関係者らは、武装勢力の襲撃や街頭での暴力的な抗議活動、移民危機との闘いに治安当局者が疲弊していると述べた。
「警察署長は確かに難色を示し、パルク・デ・プランスとスタッド・ド・フランスでの試合中にエッフェル塔のファンゾーンを閉鎖するよう求めた」と国家警察同盟連合のスタニスラス・ゴードン氏はテレビチャンネルiテレに語った。
パリ市庁舎の関係者もカドー氏の当初の勧告を認めた。イスラム国過激派がフランスで大規模な群衆に爆弾攻撃を行うと脅迫していると、国土地理院内部情報部長が5月19日に発表した。