ジャーマンウィングスのパイロットがコックピットから「締め出された」-事故調査官

によるアラスデア・サンドフォードニューヨーク・タイムズ、AFP、ロイター

公開日

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ニューヨーク・タイムズとAFPは、ジャーマンウィング墜落事故の捜査官らの話として、パイロットの1人がコックピットを離れ、墜落する前に戻ることができなかったと述べたと伝えている。

未確認の報告によると、フレンチアルプスで墜落したジャーマンウィングス旅客機からの音声記録は、パイロットの1人がコックピットから締め出されていたことを示唆しているという。

ニューヨーク・タイムズ紙は報告書の中で次のように述べている。捜査に関与したフランス軍関係者と話をしたと明らかにした。

報告書によると、飛行の初期段階で2人のパイロットの間でまったく普通のドイツ語での会話があった後、「パイロットの1人がコックピットを離れ、再入場できないことが音声で示された」という。

最初に彼はドアを軽くノックしたが、応答はなかった、と報告書は述べている。さらに強く叩いたが、それでも反応はなかった。

最終的には「彼がドアを破壊しようとしているのが聞こえる」と捜査員は述べたという。

ジャーマンウィングスは声明でこう述べた。情報を確認することはできなかったが、AFP通信は、調査に近い別の情報筋がニューヨーク・タイムズの報道を支持していると述べた。

フランス捜査局(BEA)は、回収されたブラックボックスに人間の声やその他の音が録音されていることだけを確認した。

同局は、正確な情報が得られれば、さらに多くのことが明らかになるだろうと述べている。

報道によると、副操縦士は訓練後にジャーマンウィングスに入社し、600時間以上の飛行経験を積んでいたという。

航空会社は以前、機長の余暇時間は6,000時間以上だったと発表した。

航空管制官は異常な降下中、航空機との接触はなかった。

捜査関係者らは、機内で爆発はなく「飛行機は最後まで飛行していた」と述べた。

ジャーマンウィングス4U9525便は火曜日、バルセロナからデュッセルドルフに向かう途中、フレンチアルプスに墜落し、乗客144名と乗員6名全員が死亡した。

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