ラテンアメリカの指導者たちは米国とキューバの政策転換を歓迎する

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マイアミの「リトル・ハバナ」に住むキューバ人は、政策転換のニュースに対してさまざまな反応を示している。カストロ氏の権力の座からの排除を求める強硬派はこう呼びかける

マイアミの「リトル・ハバナ」に住むキューバ人は、政策転換のニュースに対してさまざまな反応を示している。

カストロ氏の権力の座からの排除を求める強硬派はオバマ大統領を裏切り者と呼び、一方で喜びの涙を流す人もいた。

画像を見る|gettyimages.com

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メルコスール首脳会議でこのニュースを聞いた中南米諸国の指導者らは拍手を起こした。

アルゼンチンのクリスティーナ・フェルナンデス大統領は「今日はアルゼンチン教皇フランシスコ教皇の誕生日だ」と述べた。 「彼は調停において重要な役割を果たしており、今日ラウル・カストロが認めた。今日、私たちはアルゼンチン人だけでなく、南米人、ラテンアメリカ人も含めてこの結果を祝います。これは世界中で祝われるべきだ。」

ブラジルのジルマ・ルセフ大統領は歴史的な意味を強調した。

「これは文明の変化を示す瞬間であり、何年も前に中断された関係を再構築することが可能であることを示しています」と彼女は述べた。

数日前に米国政府を「傲慢なヤンキー帝国主義者」と非難したベネズエラ大統領でさえ、オバマに対して優しい言葉をかけた。

「私たちはとても幸せです。私たちはバラク・オバマ大統領の勇気と歴史的必然性を示すジェスチャーを認識しなければならず、これはおそらく彼の大統領就任において最も重要な一歩であった」と述べた。

過去のページをめくることで、米国はキューバとの関係を築いただけでなく、その過程でラテンアメリカの同盟国と敵国の両方から称賛を得た。

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